楽しみ方がわからない?

都会に住んでいる自閉っ子は、休日など人混みの多いところは慣れてるのかしら。
うちのボーイズはどちらも人混み苦手ですが、もちろんRooちゃんは何をしに行くのか、自分の興味のあることができるのか、がはっきりしないと、全然だめです。

それでもなんとかバギーなどで連れ出していたのが1年半前まで。
それ以降は、もうあきらめまして、普段は街中には連れて行かなくなりました。
行っても、さっと用件だけ理解してもらって、速攻で終わらせる。
でないと、お互いつらいので。
お買い物のトレーニングなどは大型スーパーで、そして休日はできることなら自然の中、あるいは動物園や子供向けの博物館など、ボーイズの興味を引くところ。
もちろんホリデーもそんな感じで・・
とやってきた数年でしたが。

今回のロンドン旅行では、Rooちゃんの好きな場所に行こうとちゃんと考慮しつつ、団体行動なので多少妥協してもらわないといけない場所や時間などもあって。
基本的には、だいたいの場所でRooちゃんなりにがんばってくれました。
London Eyeは、予想通り、はじめの10分は大号泣で。乗る前から暴れてたので、係員がRooの搭乗に難色を示したのだけれど、Zacの両親がスマートにうまくフォローしてくれて、なんとか乗れました。

しかも、私たち12人だけの貸切だったので、とりあえず泣いて泣いて、その後落ち着いてくれたらいいか、という作戦で、なんとかなりました。私がずーーっときつく抱いてあげてたのだけどね、やっぱり恐怖感が強かったらしくて、Rooちゃんの心臓がばくばくしているのがわかって、とっても申し訳なかった。
数日も前からYoutubeや写真で画像や動画を見せたり、スケジュールを見せたりしたけれど、そしてそのときはなんとなく興味深げに見てくれていたのだけれど。
やっぱり本物を目の前にしたらこうなるよね・・。

結果的にはしばらく泣いた後に落ち着いてくれたのでよかったけれど、もしかしたらそのままパニック状態が続いてもっとひどいことになっていたかもしれない。そう考えると、密室で逃げ場のない場所に泣いたままの状態でいることは、やはりリスクが高いよね・・
私とRooちゃんの二人だけだったら、絶対に無理せず乗せなかったけど。今回はみんなと乗ることになっていたし、Rooちゃんにも体験してほしかった・・との強い気持ちで決行してしまった。結果オーライで本当によかったわ。
でも、これでちょっと懲りた私には、いっそう飛行機搭乗が遠のいた気がします。とほほ。

大英博物館では、Rooちゃんは、人の多さにもかかわらず、終始ニコニコしてくれた。
前回の記事に載せた写真にあるように、骸骨の展示がえらく気に入った様子(笑)
Tiggerがどうしても見たかった展示物コーナーのために、大英博物館に行きたい!と言っていたので、弟ファミリーも参加してくれました。感謝。
おかげでTiggerは大満足でした。

それでも、せっかくみんなで歩いていても、突然噴水を見つけたらそちらに走っていって、しばらく動かなかったり、すぐに「Going home... home....」と言い出して、家に帰りたがったり。
みんなで右に行くところを左に行きたがったり、どうしても行きたくないと主張して道に座り込んだり。
まあ、自閉っ子ならこうなるでしょう、という王道の行動を見せてくれただけなんだけどね。

いつもはこれぐらいたいしたことなくて、ああまたRooちゃんのこれか・・と思うのだけど。
今回は、私は精神的にとてもつらかったです。
というのも、これは私がとっても参加したかったことばかりだったから。

いつもは、RooとTiggerのためにどこかに行って、結果多少拒否されたところで、すぐに妥協策を考えて提示すればOK。でも、このロンドン旅行は、両親と弟ファミリー、私とボーイズ+Zacという人数で、ひとつの思い出を共有したかったから、私の行きたい場所にRooにちゃんと着いてきてほしかったから。
そして、それが思ってたより重労働だった気がして。

実は、普段のRooちゃんと変わらないのだけど。いつもだったら、全然平気なのに。
今回は、
「どうしてRooはすんなりついてきてくれないんだろう・・」
「どうして私のしたいことを理解してくれないんだろう・・・」
という発想になってしまい、ネガティブな思いが膨らんできてしまったりして。
Tiggerとももっといろいろ話しながら歩きたいのに、いつもRooを横目で追いかけてないと落ち着かなくて、気が急いてしまって。
弟夫婦の子供たち、5歳の女の子と3歳の男の子とも、もっと触れ合いたかったのに、いつもRooちゃんに振り回されて、できなかった・・・
そんな風に感じてしまったりして、二日目の夕方は凹んでました。

でも、そうはいっても、実は充分一緒に入れたんだよね。
もともとほんの数日間しか一緒に入れないってわかってたから、どうしても「もっと話せたら、もっと一緒に入れたらいいね」という気持ちを、多少Rooのせいにしていたわけで。
だから、短い時間を有意義に過ごせたことに感謝して、TiggerとRooにもよくがんばったね、とねぎらってあげないといけないんだよな・・と思えたのは、もう復路の電車の中でした。

それに、本当はRooちゃんも、いとことの対面をとっても喜んでいたのです。
ロンドン2日目と3日目の朝は、どちらもホテルの部屋でいとこ二人の名前を呼びながら、早く会いたい、という気持ちを伝えてくれてました。でも、もちろん一緒にいても絡んで遊ぶことはほとんどなかったけど。
それでも、3歳の男の子のR君が時差ぼけで寝てしまったときも、常に近づいていっては寝顔を覗き込んだり、5歳の女の子のKちゃんにも笑顔を見せながらHigh 5したり。
Rooなりに、いとこのとの時間の共有を楽しんでいたのだよね。
それが見れたのは本当に嬉しい。

弟ファミリーはロンドンで3日間過ごした後、パリへと旅立ちました。
パリまで一晩でも一緒に行けたよな、と気づいたのはずっと後でした。しまった・・。


そして、2週間私の家に泊まってくれた両親も、先週の土曜日にオランダへと渡り、ただいまオランダ旅行を満喫しているところです。明日にはようやく日本へと帰国です。
私は、また私のやれることをひとつずつ毎日こなしていく生活に戻りました。

家族とまたはなれて寂しいけれど、それでも自分の生活はこれでも気に入っているので、大丈夫です、まだやれます。
やはり、あとはカレッジのコースでしょう・・・。今週の木曜日からまた始まりますが、まだ宿題終わってません・・
これアップしたらやります~




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by amelie_uk | 2011-09-12 18:34 | お出かけ