きらきら輝く音を感じる

TAの仕事が始まって、一週間半頑張りました・・・
なんとかやってますけど、まだまだこれから覚えていかなくてはいけないことが多すぎです。
もっとしっかり子供達とクラス担任の先生のサポートをしたいと思うのですが、終わってから反省することしきり・・。
既にいくつか失敗もしたし 汗
それでも、今のところ、フルタイムにアプライして本当によかったと思います。
やはり自分のクラスをもつと言うのは、責任も大きいけれど、やりがいも大きい!
ちなみに、Year1、5歳から6歳の子供達です・・・日本ではまだ幼稚園なのにね。
英語が全く出来ないリトアニアからやってきた男の子、そして自閉症とLDを持つ男の子もいるし。
特に自閉っ子くんは私が毎日セッションを担当することになったので、これからいろいろ彼との試行錯誤が始まります。楽しみだけれど、責任も感じます・・。
時間がかかるかもしれませんが、私もクラスの子供達と一緒に成長していきたいなーと思ってます。


さて、非常に忙しくなり、自分の子供達のサポートにも手を抜けないと気合をいれてたばかりなのですが、この週末はロンドンまでまた泊りがけで出かけてきました。
まゆのまさんの音遊びの会のセッションをどうしても見たくて。

結果としては、Rooが限界ぎりぎりとなり、パニックを起こしてしまったので、途中退出を余儀なくされたのですけれど、本当に行ってよかったです!
皆、とても力強く、信念を持って音楽をやっているのがひしひしと伝わってきました。
一人ひとりが個性的かつプロフェッショナルなパフォーマーなんですね、そのプロ意識に圧倒されました。
そして、なにより演奏を全員が本当に心から楽しんでいる様子がとても印象的でした。
ピュアでまっすぐな音がびゅんびゅん飛んできて、胸にさくさく刺さる感じ?
うまくいえないけれど、本当に感動的でした。
大人数なのに、皆一つの家族のような。
Rooが、こんな風に仲間と一緒に音楽が出来たらどんなにいいだろう・・・・・と強く強く思いました。

Tiggerの心にも、なにかきらきらした結晶が残ったようで、いろいろこのパフォーマンスについて話しました。
彼なりに、いろいろ感じてくれたようで、これも大きな収穫でした。


さて、ここから追記です。
というのも、ロンドンから帰ってきて疲れて寝た後、夜中の2時にトイレに起きて。
そのとき目が覚めた瞬間に、なぜか一瞬で頭の中にざざっと浮かんだことを、書いておきたいと思います…。

初めて音遊びの演奏を聴いたときの衝撃。
これが、初めはなるほど…ぐらいの納得なのですけど、なんだか病みつきになるんですよ。
なんで?と思ったら。
彼らの奏でる音たちは、彼らそのものだから。
彼らの人生そのもの。存在感?存在意義?

初めの数分は、混沌としていて、聴きづらいんです。
そこに、他の音がランダムに重なってきて、「ノイズ」になる。
そして、そこから、少しずつ、さらに他の音たちが重なってきて、その中にミュージシャンの音も含まれるのだけれど、彼らの音は決して最初から奏でられている「ノイズ」を邪魔したりしない。
ただ、サポートしているだけ。
そして、そこから、徐々に、個々の「音」たちが、バラバラに奏でられていると思っていた「音」たちが「音楽」になってくる。こちらの知らない間に。
なんだか、いわゆるSpecial Needsと言われる彼らの生活、人生を象徴しているような。

彼らには、私たちが「普通に感動」するようなクラシックのシンフォニーは弾けないけれど。
彼ら自身の音を奏でることはできる。
そして、それらはバラバラで、ひとつひとつではまとまりがないように思えるのだけれど、それは結局聴き手次第であって、実は彼らの音たちもハーモニーを奏でることができる。
そのハーモニーを導き出すのが、サポーターの仕事。
音たちを邪魔せず、ひたすら尊重して、敬愛する。
そうすると、自然に一つにまとまってくる。
それが、不思議なことに、まるで世界にひとつしかない音楽となって、私達の心の中に、きらきらと何かを残していく。
そんな感じ。

私が何であんなに彼らの音たちに感動したのか、というと、きっとそれらが彼らの純粋な音たちであるだけでなくて、あの時あの瞬間、私は彼らがあそこにいて音を奏でることを心から「楽しんでいる」「誰かに聴かせたい」と思って演奏していることを感じたからだと思う。
そこには一人ひとりの個性があって、居場所があって、自分をありのままに表現できる場所があるのだと思う。
そして、それはそのまま彼らの人生にも当てはまる。
彼らは、誰かのサポートを必要とはしているけれど、誰かに操られたり服従させられたりしたいわけじゃない。
彼らは協調性がないと言われるかもしれないけれど、それは違う。
一人ひとりは異なるけれど、全く別のことをするけれど、そんな彼らの人生をただ尊重して人として当たり前の尊厳を持てるようにサポートするだけでいい。
きっと、あそこにはSpecial Needsと言われる人達のユートビアがあったんじゃないかな・・
だからこそ、私は、「Rooもここの空間に参加できたら・・」と思ったんだと思う。
ただ単に、音として参加するのではなく。

今の社会では、まだまだ彼らにとって優しい社会とは言い切れないし、きっとあんな風に自分達に自由でいられる場所って少ないんだと思う。
だからこそ、私たちが、音遊びの会の皆さんが実践しているように、彼らの自由・個性・特性を理解して尊重できるような社会を作っていかなくてはいけないんだけれど。なかなかうまくいかないのが現状だったりするし。
でも、音遊びの会の皆さんは、こうやって各地で公演して、ほらこうやってごらんと実践してくれているような気がする。
彼らへの深い深い理解と愛情を簡単に見せてくれている気がする。うん。


音遊びの会の皆さん、素敵な演奏をどうもありがとうございます。
ぜひまたイギリスにいらしてください、きっともっともっとたくさんの人達が会いたいと思ってくれると思います。
待ってますね。



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by amelie_uk | 2013-09-16 11:06 | お出かけ