二人目のangel

Rooが生まれたときは、Tigger1歳半。
とにかく手一杯だった私。
二人一緒くたの子育てで、どちらに対してもなんだか中途半端なことしかできないなーといつも思っていた。
でも年の近い兄弟の子育てなんて、こんなものだと思ってたし、なにより二人目は一人目より断然リラックスできていたから、忙しかったけど周囲にも同じような状況のママさんもたくさんいたし、一人目のときよりも絶対に楽しんでいた。

赤ちゃん期は、ちゃんと目も合ってたし、よくころころと笑うかわいい赤ちゃんだったRoo。
カメラを向けるとカメラ目線で笑ったし、成長の度合いもいつも平均より早かった。確か6ヶ月半ぐらいではいはいしだして、10ヶ月過ぎにはもう最初の一歩を踏み出していたからね。

でも、1歳過ぎても、ちゃんとした言葉らしい言葉が出てこなかった。ままー、だー、とかは聞こえていたので、ああこれはママとパパのことね、なんて思っていたけど、それにしてもワンワンとかニャーとかも一度聞いたきりで後は言わないな・・と思った。
それに、赤ちゃんの頃のほうが目線も合っていたけど、最近はそうでもないな・・と思い出し、なんとなく漠然とした不安感が生まれつつあった。
それで、1歳検診の時に、あまり目線が合わなくなった気がする、言葉が遅い気がする、などとHealth visitorに少し話してみたところ、きっとなんでもないと思うけど、ちょっと他の専門家にも相談しましょうか、ということで、確かスピーチセラピストだか保育士だかとそのHealth visitorと私の3人でRooを観察することに。
そこで、やっぱり・・と思ったのが、普段は私は二人のチビの世話でどたばたしていてあまり実感がなかったのだが、他人の支持にRooは全く無反応だった。
そういえば家でもそうだな、でも私が忙しいからいつもRooの反応を待つより先にせかして抱っこしちゃったりしてたし、あまり重要視してなかったな、と気がついた。

そこから、なんとなく自閉症について調べ始めた。
これが一人目だったら、かなり楽観視して「うちの子は大丈夫」と信じていただろうけど、Tiggerの1歳時期と比べると明らかにRooは周りからの言葉かけに対する反応が鈍かった。
例えばボールを投げたり、おもちゃで一緒に遊ぼうとすると目を見つめてきて笑顔で反応するのだが、「あれとって」「ミルクのもうか」と会話だけではRooには全く伝わっていなかった。


そして月日はどんどん経っていくが、Rooの身体的成長とは裏腹に、コミュニケーションスキルはなかなか発達してくれない。それでも、他人に対して攻撃的になったり、車を一列に並べたり、というような症状は全く見えなかったし、自閉症かも、いや違うかも、という思いが交錯する日々だった。周囲の人たちは全く彼が自閉症だとは信じていなかった。それぐらい一見普通の男の子だった。
それでも、2歳半になってPreschoolに通いだす時期が来た時。
ほんの数回スピーチセラピストとのセッションを受けただけで、Rooの症状について全く何の憶測ですら専門家から与えられていなかった段階で、私は既にPreschoolのマネジャーに、「Rooは自閉症かもしれない」と伝えた。
私は、自閉症について何も知らなかった、というか、ネットで調べた事実以外実際に自閉症児を観察したこともなかったけど、Rooは自閉症だろう、と感覚で感じていた。

結局ここのPreschoolはRooに対してとても暖かかったけど、自閉症傾向のある子供への対応としてはかなりプロフェッショナルとは言いがたかったので、どこか他の場所を探していた時に、今のPreschoolが開校した。
そして、マネジャーは、自分の5人の子供をRooと同じPreschoolに通わせて、一番下の子が卒業したと同時に自分でPreschoolを開校したのである。
そして、彼女の一人目の男の子が、自閉症児(現在11歳)なのである。
これは、私にとってはまさに運命の出会い、だった。
というのも、このマネジャーはまだRooに会ってもいないうちからカウンシルのファンドをとりつけて、Rooともう一人スピーチの遅い子のためにPreschoolを訪問してくれるスピーチセラピストを申請してくれていたのだ。お陰で9月の2週目から週1回スピーチセラピストのJaneがRooとOne to oneの時間を持ってくれた。そして月1~2回自宅に通ってくれるスピーチセラピストのAnnaとも話し合いの上Rooに一番いい対処を考えてくれている。
さらに、Preschoolのスタッフ全員が、Kids with special needs の講習を受け、Rooをサポートしてくれる。本当にありがたい。

9月から通いだしたこのPreschoolのお陰で、Rooのコミュニケーション+社会的能力はグーンと伸びた。夏までは家では真っ裸になって走り回っていて、外でも服を脱ぎたがって大変だったのだが、Preschoolに通いだしてから外では絶対にしなくなった。靴を脱ぐことすらしなくなった。毎日楽しみに通っている。Rooの名前を呼んで手を振ってくる子に、なんとなく手を振り返していた時もあった。
Rooには他害の癖は今のところ皆無なので、この先どうなるか心配ではなるが、このPreschoolだったらトラブルがあってもきっと私と話し合って前向きに対応してくれるだろう。


そして、私自身の中で、本当によくがんばった、と自分で自分をほめてあげたいのが、3歳2ヶ月にしてRooが完全パンツマンになったこと!
Rooもがんばったが、私もがんばった~。涙。
いや~おしっこ吸いまくったカーペットも、今となってはいい思い出・・にはならないけどさ(笑)
本人のやる気です。でも、相変わらず家の外に出たら自分から伝えられないので、何度もトイレ、Wee weeという言葉を聞かせては本人がトイレに行く気になるのを待つ。結構面倒。

ああ、なんだかだらだらと長い投稿になってしまった。
また次回へと続く(笑)
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by amelie_uk | 2008-11-13 19:12 | Rooのこと