とりあえず先が見えた②

今日からまた学校がスタート。
朝はちょっと嫌がって泣いたTiggerだったが、学校に着いた途端に友達と遊びだして、私なんてそっちのけ。現金なものだ。
Rooは今日Tiggerの学校に入るのを嫌がってしまった。明日自分の学校にはちゃんと行ってくれるのだろうか・・ちょっと心配。

さて、しばらくほったらかしていた、Rooの学校選びについて。
1月の半ばに私、Roo、Zac、そしてRooの今後の教育方針についてアドバイスをくれるChristineの4人で、家から一番近い養護学校の見学に行った。
ちなみにChristineの肩書きは、"Advisory Teacher for Pre-school Children with Special Needs"だ。長い・・
要は、Special Needsが必要な子供達、その家族達に必要なアドバイスをし、学校選び等の手助けをしてくれるエキスパート。特にPre-schoolから小学校へあがる段階で常に家族は悩むものだから、こうした人の力添えは大きいのだ。
ただ、イギリスらしいのが、この方、一目でわかるUpper class出身者。知識・経験はもちろんのこと、実はなによりも彼女の権力がものを言うのだ。この養護学校見学も、私が見学を申し出ても一向に返答が来なかったのだが、ChristineがHead teacherに鶴の一声でもって、即効決定した、というところ。

で、養護学校のナーサリーの印象はとてもよかったのだが、前回に説明したとおり養護学校の先生とChristine、そして私達の意見は、「Rooはまず公立校に通いながら養護学校でのクラスも週に何度か体験する、というDual school方式で行くのがいい」ということで一致した。
いいとこどり、ともいえるが、とりあえず公立校と養護学校と両方通ってspaceを確保し、1ヶ月あるいはターム単位で様子を見る、という方向でいくことになる。
というのも、日本で言う特別支援学級と言うのがなく、公立校に通うということは必然的に健常児と一緒のクラスになり、そこでRooは1対1のサポートを受けることになる。これがRooにとってどんな結果となるか、現在は全く見当がつかない。しかし、養護学校に週5日フルタイムで通わせるのは、Preschoolでとてもいい結果を出してきているRooにとって最適の選択とはいえないのだ。
健常児と混じった集団で伸びる子なのかまだはっきりとはわからないが、少なくとも間違っているともいえない状態であるのなら、まずは公立校に通わせるのが筋だ、ということ。

そこで、問題となったのが、前回の記事で書いた、Tiggerの学校の特徴。
本当に多くのママさんから、「Tiggerの学校は健常児にとっても大変だ」などと言われた。
確かに。でも、他の公立校を選ぶとしたら、何を基準にすればいいのか?
他にも自閉症児を受け入れている学校か?それなら、実はTiggerの学校にも数人いるのだ。
結局はどこの学校にしろSENCOの担当者に会ってみないことには始まらない。

というわけで、まずはTiggerの学校のSENCO担当の人に会いに行った。
Head teacherに直接話をしたお陰で、Head teacherのオフィスを好きなだけ使用していいことになり、1時間ほどミーティング。SENCO担当のDavinaは、まだ若いようで既に10年近い経験を持つ女性で、5年前にTiggerの学校のSENCOになったとのこと。非常に好意的かつ前向きに話し合いを進めてくれ、なにより私が一番心配していた「クラスについていけるか心配」「学校にとってもRooにとっても負担になるようなら意味がない」というような相談にも、ただ一言、
”Don't worry, we will support your son 100%."ということだった。
Kids with Special Needsの一人ひとりにあったカリキュラムを組み、1対1でサポートしてくれる先生、そしてクラスの先生方との連係プレーで臨機応援に対応していく、とのこと。クラスメートと混ざるのが辛いのであれば朝早く来たりちょっと遅れてきたりもできるし、まだ5歳前なら半日のみの通学も可、そして養護学校とのdual school方式を希望ならそれも大歓迎、と、Rooによかれと思われることはなんでも挑戦できる、と思えるようになった。
ありがたい。なにより、Rooも私も学校側も、一つ一つ実践してその結果を見ない限りは何がRooにとって最適な環境なのか、全くわからないのだ。

とにかく、一番嬉しかったのが、Davinaはとにかく明るい性格で、話がしやすい、ということ。
RooのPreschoolでの様子をいろいろ聞かれ、Davinaはメモをしていたが、「Rooが好きなキャラクターなどはある?」と聞かれた。
「今はWinnie the Poohが大好きで・・」というと、「ああ!うれしいわ~、私も大好きなの!それなら大丈夫よ~、いろいろ素材や教材はあるのよ」なんて笑顔で言ってくれた。
とりあえず、この学校で、というよりはDavinaのサポートを得て、まずはRooの学校生活をスタートさせてみた、と思えたのだった。
こんな風に思える学校、そしてなにより何でも話ができそうな人が欲しかったので、もう他の公立校は今のところ考慮に入れないことにした。

自閉症の弟が一学年したのクラスに入ることで、きっとTiggerは友達や学年が上の子たちにいろいろ言われるだろう。実際、Tiggerのクラスメートの一人が軽度の自閉症なのだが、3歳上のお姉ちゃんはやはりクラスメートに言われたりもしたそうだ。
それでも、きっときっと、Tiggerと仲のいい友達はわかってくれる。Rooをサポートしてくれるかも。などと、親はいい期待ばかりしてしまう。現実は、Tiggerにとって、ずっと厳しいものになるかもしれないけど、それでもこれも経験してみないとわからない。なんて、Tiggerにとってつらいかな、やっぱり・・・。
ただ、私はRooが公立校に通えるのも、数年だと思っている。7歳になったら、町の反対側にある養護学校に入れるかもしれない。そこは評判もよく、軽度の自閉症児も多く通っている。ただし、7歳からしか入学できないのだ。

自閉症の兄弟を持つ子達の悩み、あるいは大人になってから子供時代を振り返ってトラウマになっているケースなど、いろいろ読んだりもしたが、4歳で小学校を始めるというシステムを考えると、Rooを一人で全くなじみのない小学校に送るほうが無謀な気がするのだ。Tiggerの送り迎えのお陰で自然と馴染んできている学校に、そのまま入学するというのが、多分一番Rooの心理的負担が軽いはず、と期待したいのだ。

ということで・・・この夏休み前後が、勝負時です。
ながーーい夏休みの後で、一体Tiggerはまた泣かずにYear 1として通えるのか?
果たしてRooは慣れ親しんだPreschoolを卒業して、制服を着て!Tiggerの学校に通えるのか??
そして、週に2度ほど、養護学校へも通えるのか??
うーん・・・どうみても難しそうだな 笑

でも、とにかく変化の時は来る。変化はきっとRooにとってものすごく負担だろうけど、それは成長の時でもあるのだから、なんとか親子で乗り越えたいのだ。



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by amelie_uk | 2009-02-24 07:18 | Rooのこと