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Zoo

午前中買い物していたら、友人のKateから電話があり、「今日は久しぶりに晴れ間が見えるから、ぜひ散歩にでも行かない?できたら動物園なんかどう?」と誘われた。
いろいろとやることはあったけど、Rooのために出かけないとな・・と思っていたところだったので、年間パスを持っている動物園に私とRoo、Kateと双子の息子君のうちの一人、Alistarとでかけた。

双子の兄弟、AlistarとGregor。二人ともTiggerとRooの友人で、Tiggerと同い年。
Gregorは体こそ小柄だけど、運動神経抜群、そしてかなり知性豊かな麺がすでに垣間見られる。
Alistarは、実は生まれてから一年間保育器で育てられた。Kateと旦那さんは、Alistarが1歳を過ぎるまで、きちんと抱っこをしてあげる時間も限られていたそう。
KateはいつもAlistarに向かって、
”You are mummy's miracle, aren't you?”
と優しく語り掛けている。
Alistarは3歳を過ぎてようやく自分の両足でしっかりと歩けるようになり、来月で5歳になる今でも言葉と身体的遅れがある。ただし、コミュニケーション能力や知力はかなりしっかりしている。
Global Delay、と診断されているのだが、Kateは診断された方法やスピーチセラピストの対応などに不満だらけ。なので、私達が一緒になると、いつもRooとAlistarの成長度合いやシステムに対する不平がトピックとなる。


日は射していたけど、きんと冷えた空気の中、4人で久しぶりに動物園を歩いてリフレッシュ。
主にアフリカ大陸に住む動物ばかりを集めた動物園で、ちゃんとライオンにキリン、シマウマ、サイ、チンパンジーなど多数飼われているのだが、残念ながらゾウがいないのよね・・・

ちなみに、動物園と言っても、こんなかんじ。

Zoo_e0160905_8331191.jpg


ひたすら緑。
この囲いの中ではシマウマ、キリン、サイ、ダチョウなどが自由に歩き回っている。(真冬は皆ねぐらにこもっているが・・)


今日は、Rooが驚きの成長振りを見せてくれた。
いや、今日だけのことかもしれないのだが。
いつもは誰と一緒に行ってもすぐに自分の好きなところに走って言ってしまい、私とTiggerはひたすらRooを追いかけるだけなのだが、なんと今日はKateとAlistarと私の横について歩き、少しAlistarとの絡みもあった。(普段はこの二人、それぞれのペースで勝手に一人ずつ遊んでいる)
健常児には普通のことだけれども、Rooにとっては驚異的ともいえる行為(笑)
Kateもびっくりしていた。確かに、以前皆で来たときには私とRooはいきなり消えてしまって、動物園内ではほとんど話ができなかったしね。
でも、やっぱり自閉っ子らしく、大好きなカワウソやマングース、フラミンゴなどの前からは10分でも15分でも動かないのだけれど。なんとかひっぺがして次に進むのだが、今日はどれもすんなり、「ばいば~い」と言いながら歩き出してくれた。これもすごい成長。

もちろん、途中でぴゅ~~っと駆け出してしまうのだけれど、少し待ってると必ず振り返って私の位置を確認している。2度以上戻ってきた。
もうこれで動物園内をゆっくり友達とTiggerと一緒に回れるのかと思うとかなり嬉しい。
・・けど、まあ今日だけかもねえ・・(笑)

Kateとは、お互いの子供たちの成長を嫌と言うほど褒めあいながら、またまた有意義な時間を過ごせて楽しかった。同じような悩みを持つ同志、というような間柄の私達。
その後Rooは家の中でも始終眠そうで、Tiggerと一緒に7時にはベッドに入って寝付いてしまった。今晩はゆっくり寝れるかな。



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# by amelie_uk | 2008-12-10 08:29 | お出かけ

Farmers' Market

今朝は車で20分ほど行った所で2週間後との土曜日に開催されるFarmers' Marketにボーイズを連れて行ってきた。
前回いつ行ったんだっけ・・・忘れてしまってるぐらい遠い昔の記憶だわ。
昨日Kaiとちょっと遠出した時に今日の開催日を目にしたので、これは行かなくちゃ・・と思っていた。

さむ~い朝だったが、かなりの人出。
田舎道に突如と現われた大型倉庫の中に所狭しと野菜に肉、パイにパン、手作りジャムやら手作りジュース、地ビールに石鹸などありとあらゆるものが売られている。ただ見て回るだけでも楽しい。
Rooは人の多さにちょっとびびりぎみだったのでバギーに座らせ、Tiggerと歩く。
今日は多少の野菜とソーセージ、パイとパンとTiggerの好きなジャムを購入予定、だった。

肉を売っていたfarmerの一人が、「これ食べてみて」とTiggerに渡してくれたのはお手製ポークソーセージ。一口食べてちょっと嫌な顔をするTiggerとRoo(汗)
実はTiggerは典型的な太っちょのイギリス産ソーセージが嫌いで、いつもフランクフルト系ばかり。Rooは大丈夫だけど、このソーセージはなぜかお気に召さなかったらしい。

しかし、その隣に位置していた、これまた肉を売っていたブースのおじさんが差し出してくれたソーセージを、Tiggerはおいしそうに食べた。
しかも、それはVenison(鹿肉)だった!驚
そして、「ママ、これ買って~」ときたもんだ。更に驚いた。

私 「えーこれVenisonっていって、鹿のお肉だよ」
Ti 「Venisonってなに?しか?」
私 「えーっと、deerだよ」
Ti 「え、なに、reindeer?」
私 「えーっと・・reindeerじゃなくて・・サンタが乗るやつじゃなくて・・えっと、普通の鹿(汗)」

なんて、全く説明できてない会話をしつつ、結局Venison購入。
・・いいお値段だったわ・・・普通のポークソーセージでよかったのにい。
”Natural Wild venison"だって。確かにおいしそうだけど、お高いわ、やっぱり。
でも、Tiggerが本当にまた食べたそうだったので、これを機会に太っちょソーセージを好きになってくれるかも、と期待をこめて買ったよ。

そしてさっそく夕飯にだしてみた。
といっても、パスタの予定だったので、パスタにゆで野菜に鹿肉ソーセージ・・・という、すごい組み合わせ。
フライパンで焼いた後、試食した際の私の感想は、やはりポークに比べるとぱさつくし、臭みもあるから、二人とも食べないかも・・。
でももう5本全部焼いちゃったし、とりあえず食べさせてみる。

ボーイズ二人ともぱくぱく食べた!えらいわ~
しかも、すごくおいしそうに食べてた。意外だなあ。
私は以前Venisonのバーガーを買ってきて、ハンバーガーを自宅で作った時、とてもおいしいと思ったけど、まさかボーイズが気に入るとは思わなかった。もともと二人ともあまり肉ばかり食べるほうじゃないし。
でも、これでスーパーで売ってるVenisonもいけるかな?それともやっぱりこのMarketのお肉が口にあっただけのことなのかしら・・。
その辺の見極めは難しいけど、でも折角だからぜひまた試してみたい。


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# by amelie_uk | 2008-12-07 06:41 | お出かけ

3人手を繋いで

今日は午前中にRooのPreschoolを休ませて、車で20分ほどの町にあるプレイグループに初めて参加してみた。
A Support Group for Prents and carers of Children with "Special Needs"というリーフレットを手にしたので。
10-11.00がMusical Key Group、その後11-12.30までDrop in、とあったので、ぜひミュージックセッションに参加したいと思い、10時前に着くように出発。

が、実際は、12月でしかも今年最後のセッションのせいだったのかもしれないが、参加した子供4人のうち3人が1歳半以下(汗)しかもRoo以外は定型児だった。
お陰で、かどうかしらないが、Musical Key Groupなどなし!どういうことだ?
普通のプレイグループのように、子供を床においてあるおもちゃで遊ばせてるだけ。
んで、なぜか参加している大人(皆50歳代ぐらい)は12名ぐらい(汗)

そんなわけで最初はわけわからず居心地が悪かったのだが、どうやらこのグループは既に15年近く開催されていて、当時まだ小さかった自分の子供たちを連れてきたのが始まりらしい。そして主催者3名の女性+その友人達は皆、自分の子供たちが成長して手が離れた後でも、私達のような新しい参加者のためにこうした活動を続けているのだ・・と察せられた。

私の隣に座ったご夫婦がとても親しく話しかけてくれたのだが、3人いる成人したお子さんのうち一人が自閉症で、昔このグループに連れてきていた、と話してくれた。そしてRooと人形で遊んでくれようとしたのだが・・もちろんRooは逃げた(笑)仕方ないか。
来年のセッションにもし来れるようだったらぜひまた話をしよう、と言ってくれた。

はい、ぜひ・・と答えたし、本当にまた参加したいとは思うのだけど。
肝心のRooにはいまひとつだったかな・・・
なにせ場所はかなり老化してるし、おもちゃは皆赤ちゃん用でRooが楽しめるものは少なかったし。
最後には窓から見えるグリーンに行きたがって私の手を引っ張るようになったので、少し早めに帰ってきた。
なので、私としては同じ自閉症を初めとする子育てをしてきた人たちと話ができてこころづようのだけど、Rooとしてはつまらないので、ちとかわいそう。
でも来年からは町のChildren Centreを使用できることになるらしいので、雰囲気もおもちゃも断然様変わりするだろう。もう一度ぜひ参加しよう、と思う。


その後、お昼をRooと二人で外で食べて、帰宅。
2時半過ぎに、Tiggerのお迎えに、初めてRooと二人で家から歩いてTiggerの学校へ行った。
Zacと一緒の時は歩かせるけど、私一人の時はいつもはRooをバギーに乗せて歩くか、車。
というのも、Rooの交通安全面が非常にあやうかったので。
勝手に道路に飛び出そうとしたり、方向転換して駆け出そうとしたり。
そしてちゃんと歩いていてくれていても、15分後ぐらいにだっこ~~とやられたり。
そんなんで、少し歩く時にはバギー持参するしかなかった。

しかし、最近、というかここ1ヶ月ぐらいはかなりお散歩にも協力的で、なんとか抱っこ攻撃をかわしたり、私の指示にも従う時がかなり多くなった。
ので、今日思い切って徒歩に挑戦!
これがうまくいったのだ。

私とバギーだったら10分未満で行けるのに、Rooを歩かせるととろとろ歩くので20分は余裕でかかる。そして10分ほど学校で待ち、友人と5分ほど立ち話、そしてまた20分かけてTiggerと歩いて帰ってきたので、合計1時間近くRooが歩いた。
公園や緑の中をZacと一緒に散歩するのとは全然違って、公道をこんなに歩いたのは初めて。しかもちゃんと私の指示に従ってくれた。
Tiggerも、最初こそ周りをちょろちょろしていたが、最後には弟を気遣いながら歩いてくれた。

家の近くに来た時、いい加減手先が寒くて冷たくて、そしてRooとTiggerに手を繋いで欲しくて、私・Roo・Tiggerと横に並んで手を繋いだ。RooもTiggerも嬉しそう。
そして、横に並ぶ二人を見た瞬間、「この子達が私の家族なんだ」という思いが強く強く襲ってきて、嬉しいのと切ない気持ちとで激しく心を揺さぶられた。
ボーイズ二人授かって、本当に幸せ。
そして、私が一生かかって、この子達を幸せにしなくちゃいけないんだ。


・・こんなことを言うと、Zacが怒ってしまうだろう。「僕がいるじゃないか!」って。
だからこんな風に感じたとは本人には言えないけれど。
自分だけ血のつながりがないから、たまにかやの外に感じることがある、と言われるし。
Zacには大感謝。でも、やっぱり私の肩にかかる責任感を半分Zacに押し付ける気はない。
私といてくれて、そしてボーイズと遊んでくれてありがとう、将来を一緒に考えてくれてありがとう。でもボーイズの人生をしっかり私一人でも面倒見れるように生きていかないと。
その上でサポートしてくれることに関して大感謝・・ということで。


切ない思いをした後は、夕飯をなかなかきちんと座って食べてくれない二人に切れる母に逆戻り(笑)またたくさん怒ってしまったよ。


明日も同じことの繰り返し。でもこの平凡な日常がたまらなく愛しい毎日。
# by amelie_uk | 2008-12-06 06:16 | つぶやき

自閉症の子達はアイコンタクトが乏しく、ジェスチャー・身振りを理解するのが難しい、と一般に言われているし、Rooも例外ではない。
それでも、最近は私やTigger、Zacに対して以前よりずっとアイコンタクトも体を使ってのコミュニケーションも増えてるのがわかる。
それに、指を口の前にあてて「し~っ!」とするジェスチャーもちゃんとする。
でも、やはり自分で意味を伴って使うのではなくて、誰かの模倣だったりするところがやはり自閉っ子。

昨晩、ボーイズが二人で大好きなテレビ番組を見ていた。
小さめのダンボールにモンスターの顔を書き、それを頭にかぶって「がお~~!」と叫ぶキャラクター。
早速まねをしたがるTigger。ちょうど私が2階から見つけてきたいい大きさのダンボールに顔を描きだした。なかなか上手。
それをかぶって、Rooに向かって「がお~~~!」と何度も何度もやる。
そしてRooの頭にも被せたがるが、Rooは嫌がっていた。
その後も何度もダンボールに落書きをしていたTigger、ようやく飽きてまたテレビを見始めた。
すると、今度はふんふ~ん、と鼻歌を歌いながらRooがペンを持ってきた。
そしてTiggerの落書きだらけのダンボールに、重ねてペンで落書きしていく。
Tiggerは自分はRooの名前をアルファベットで書いたりしていたが、Rooはただの殴り書き。
それでも2度ペンの色を変えつつ、落書き終了。
その後どうするのかな・・と見ていたら。
Roo、ダンボールを頭にのせて、「がお~~~~!」
おお、できたできた~!

お兄ちゃんが遊んでいた時は遠巻きにじっと見ていただけだったけど、ちゃんと観察してたのね。一緒にやるんじゃなくて、時間差でまねっこ。
それでも、Rooがちゃんと自分で観察してトライしたのがかわいかった♪

そして今朝、Rooが一番に起床。
10分後に隣のベッドで起きてきたTiggerにむかって、本名の相性で呼んだ後、
「も~に~ん。(Morning)」
と言っていた。えらいぞ。

まだまだ宇宙語ばかりの時が多いのだけれど、少しずつ少しずつ、ちゃんと意味を伴った単語を発話するようになってきている。嬉しい限り。



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# by amelie_uk | 2008-12-04 06:36 | Rooのこと

Christmas Mass

TiggerとChristmas Massに行ってきた。
6時開始時間ぎりぎりに着いたら、もう教会は保護者と生徒達であふれかえっていたよ(汗)
私だけだったら立っててもよかったけど、Tiggerはちょっとかわいそうなので、少し前にそろそろと進んでなんとか座席ゲット。
でも21kgほどあるTiggerを膝に抱っこ・・重い(泣)

カトリック系の厳しい学校なので・・・写真もビデオもだめ、教会内ではみなできるだけ静かに、小さい兄弟達を連れてくる保護者の皆さんはぜひ子供たちを静かにさせてください、ごほうびのおやつ等はMassが終わってから・・などと、なんともちびっ子のいる家族泣かせの注意書きを先日もらっていたので、とてもRooは連れて行けなかったのが残念。
ま、どうせぎゃーぎゃーとわめいていた子だらけだったから別に良かったのかもしれないけど、それでもこれだけの大人を見た途端Rooは泣き出すだろうし、連れて行かなくて良かった。

Early Yearクラスの子達はまだ小さいし、事前に何の連絡もないからこんなにたくさんの父兄の前に出て歌ったりしないと思ってたのだけど、いやいや突然召集がかかり、列に並ばされて2曲歌ってた(笑)
Tiggerもこの展開が良くわかっていなかったらしく、一曲目は目が泳いでいたのが良くわかったが、2曲目はやっと落ち着いて元気に振りつきで歌っていた。
なんだか感動したわ~、まだ5歳にもなってないのにね、教会でクラスメートと制服着て歌う姿がとても凛々しく見えた。
でもまだまだ小さくてかわいいんだよねえ(体は大きいのだけど)。母は大満足です。

これからクリスマス休暇が始まるまで、いろいろな学校行事が目白押し。
TiggerやRooだけでなく、私にとっても初めての経験なので、楽しみ楽しみ。


・・それにしても、今日は寒かった。ちらっと雪も降った。
明日の朝も車凍ってるんでしょうか・・・ううう。
# by amelie_uk | 2008-12-03 05:39 | 学校